どうも。レンです。今回は飲食店、観光地、ホテル、カフェなどを記録したい方に向けたNotionテンプレートの作り方の紹介です。以下のURLからテンプレートをダウンロードできます。
他にボクが作ったNotionテンプレートは以下のリンクから見れます。
飲食店の記録をしたい人
観光地の記録をしたい人
ホテルを記録したい人
カフェを記録したい人
これらすべてを記録したい人
手順
- STEP1場所DBの作成都道府県や地域に関するDBを作成
- STEP2飲食店ジャンルDBの作成飲食店やカフェのジャンルに関するDBを作成
- STEP3飲食店DBの作成飲食店を記録するためのDBを作成
- STEP4観光地DBの作成観光地を記録するためのDBを作成
- STEP5ホテルDBの作成ホテルを記録するためのDBを作成
- STEP6カフェDBの作成カフェDBを記録するためのDBを作成
- STEP7場所DBの編集場所DBのテンプレートを2つ作成
- STEP8全体の見た目を整える全体の見た目を整え見やすくする
STEP1:場所DBの作成
ギャラリービューで場所DBを作成します。
カードプレビュなし
ページの開き方をフルページ
タイトルを非表示
サブアイテムをオン
プロパティを追加します。必要なプロパティは以下の通りです。追加するプロパティは皆さんが記録したいものによって変えてください。今回はボクの使用例を載せておきます。()はプロパティの名前です。
- 選択(地方)
- 選択(単位)
選択プロパティの編集
関東、近畿など地方を追加します。
地域と都道府県の2つを追加します。
サブアイテムプロパティの編集
親アイテムの名前を都道府県、サブアイテムの名前を地域にします。
STEP2:飲食店ジャンルDBの作成
インラインで飲食店ジャンルDBを作成します。タイトルは飲食店ジャンル_DBにします。
STEP3:飲食店DBの作成
インラインで飲食店DBを作成します。タイトルは飲食店_DBにします。
- ページアイコンを非表示
- タイトルを飲食店
- アイコンを変更
プロパティを追加します。必要なプロパティは以下の通りです。追加するプロパティは皆さんが記録したいものによって変えてください。今回はボクの使用例を載せておきます。()はプロパティの名前です。
- 数式(地図)
- 数式(検索)
- リレーション(場所_DB)
- リレーション(飲食店ジャンル)
- ステータス(評価)
- 選択(タバコ)
- 選択(値段)
- 選択(予約)
- 選択(時間)
- マルチセレクト(座席)
- マルチセレクト(店ジャンル)
- テキスト(感想)
リレーションプロパティの編集
一番最初に作った場所_DBとつなげます。双方リレーションをオンにします。
地図・検索プロパティの編集
地図と検索の関数の数式を解説します。
以下が地図に関する数式です。
“GoogleMap”
.link(“https://www.google.co.jp/maps/search/” + prop(“名前”))
.style(“blue”, “b”)
以下が検索に関する数式です。
“google”
.link(“https://www.google.com/search?q=” + prop(“名前”))
.style(“blue”, “b”)
1行目の“”が実際にNotionに表示される文字です。ご自身の好きな文字に変更してください。
.link(URL)はテキストを、クリックできるリンクに変換する関数です。「https://www.google.co.jp/maps/search/
」の後ろに、「prop("名前")
」というプロパティを結合しています。「.style("色", "装飾")
」 でテキストの見た目を変えます。今回は"blue"
→ 文字色を青にする。「"b"
」 → bold(太字)にするです。
ステータスプロパティの編集
ステータス(評価)のプロパティを編集します。何段階評価にしたいかによって☆の数を変えてください。
- 未着手を気になるに変更
- 進行中を行く予定に変更
- 完了を☆に変更
- ☆を1~5個(☆~☆☆☆☆☆)作成
選択プロパティの編集
以下に編集するプロパティと選択肢を示します。
喫煙、禁煙の2種類を追加します。
~1000円、3000~4000円などご自身の好きな値段を設定したください。
予約可能と予約不可の2種類を追加します。
ランチ、ディナー、ランチとディナーの3種類を追加します。
以上で選択プロパティの編集は終わります。
マルチセレクトプロパティの編集
以下にマルチセレクトで編集するプロパティと選択肢を示します。
カウンター、テーブル、個室を追加します。ここは必要に応じて変更してください。
ご自身の好きなものを設定してください。人によっては必要ないかもしれません。今回はボクの例を載せておきます。食べ放題、飲み放題、定食、居酒屋、店です。
以上でプロパティの編集を終わります。
STEP4:観光地DBの作成
インラインで観光地DBを作成します。タイトルは観光地_DBにします。
ページアイコンを非表示にします。
タイトルを観光地
アイコンを変更
プロパティを追加します。必要なプロパティは以下の通りです。追加するプロパティは皆さんが記録したいものによって変えてください。今回はボクの使用例を載せておきます。()はプロパティの名前です。
- 数式(地図)
- 数式(検索)
- リレーション(場所)
- ステータス(評価)
- テキスト(感想)
- 数値(値段)
- 選択(ジャンル)
- 選択(天候)
- 選択(滞在時間)
数値プロパティの編集
「プロパティを編集」、「数値の形式」で円にします。
選択プロパティの編集
以下に編集するプロパティと選択肢を示します。
ご自身の好きなものを作成してください。今回は、自然、寺・神社、水族館・動物園、建物、ショッピングモールにします。
晴れのみ、いつでもの2種類にします。
~30分、1時間~1時間30分などご自身の好きな時間を設定したください。
STEP5:ホテルDBの作成
インラインでホテルDBを作成します。タイトルはホテル_DBにします。
- ページアイコンを非表示
- タイトルをホテル
- アイコンを変更
プロパティを追加します。必要なプロパティは以下の通りです。追加するプロパティは皆さんが記録したいものによって変えてください。今回はボクの使用例を載せておきます。()はプロパティの名前です。
- 数式(地図)
- 数式(検索)
- リレーション(場所)
- ステータス(評価)
- テキスト(感想)
数値(値段)
他にもチェックインやチェックアウト、駅からの時間などを記録してもいいかもしれません。
STEP6:カフェDBの作成
インラインでカフェDBを作成します。タイトルはカフェ_DBにします。これも必要な人だけ作成してください。
- ページアイコンを非表示
- タイトルをカフェ
- アイコンを変更
プロパティを追加します。必要なプロパティは以下の通りです。追加するプロパティは皆さんが記録したいものによって変えてください。今回はボクの使用例を載せておきます。()はプロパティの名前です。
- 数式(地図)
- 数式(検索)
- リレーション(場所)
- ステータス(評価)
- テキスト(感想)
リレーション(飲食店ジャンル)
STEP7:場所DBの編集
地域テンプレート
新規テンプレートを開きます。タイトルを地域にします。
データベースのリンクドビューで飲食店_DBを選択します。
- ギャラリービュー
- カードプレビュー:なし
- ページアイコンを非表示
- 地図、検索、評価、飲食店ジャンルプロパティを表示
フィルターで場所を選択し、地域でフィルターをします。このフィルターを保存します。並び替えで飲食店ジャンルを選択し、保存します。
これを観光地、ホテル、カフェでも行います。
単位は地域にします。
都道府県テンプレート
新規テンプレートを開きます。タイトルを都道府県にします。
データベースのリンクドビューで場所_DBを選択します。レイアウトはギャラリーにします。
- ページアイコンを非表示
- 名前を地域
- タイトルを非表示
フィルターで都道府県を選択し、都道府県でフィルターをします。このフィルターを保存します。
単位は都道府県にします。ボタンを作成し、戻るボタンを作成します。
ビューの追加
最初のビューの名前を一覧にします。グループを選択し、地方を選択します。
ギャラリービューの名前を都道府県にします。フィルターで単位を選択し、都道府県にチェックを入れます。フィルターを保存します。
新しいビューを追加し、ギャラリービューを追加します。名前を地域にします。フィルターで単位を選択し、地域にチェックを入れます。フィルターを保存します。ボタンを作成し、戻るボタンを作成します。
TEP8:見た目を整える
場所_DBをcalloutの中に入れます。名前を場所にします。
またcalloutを作ります。タイトルをDBにします。
calloutの中に新規ページを5つ作成します。新規ページの中にそれぞれのDBを入れます。
まとめ
このテンプレートは、飲食店や観光地、ホテル、カフェといった幅広い場所を記録できるように設計されています。データベースを作り、共通のプロパティや用途ごとの専用プロパティを組み合わせることで、自分だけの旅行・外食メモが完成します。さらに、リレーションや数式プロパティを活用することで情報のつながりを持たせ、検索や整理もしやすくなります。
Notionに慣れていない方にとっては少し難しく感じる部分もありますが、基本的なステップを押さえれば誰でも応用が可能です。使いながら自分好みにカスタマイズしていけば、旅や日常の記録を楽しく続けられるツールになるでしょう。
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